ゼロから学ぶ仮想通貨のブロックチェーン!おすすめの本は?
昨今、仮想通貨やビットコインが話題になることも多くなりました。その中で、ブロックチェーンという言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
ブロックチェーンは、仮想通貨だけでなく、いろいろな分野で活用することができるため、世界中から注目が集まっています。
そこで、ブロックチェーンについて興味を持ち、本を買ってみたけれど、
「専門用語が多くて分からない。」
「中身が薄すぎて損をした。」
などの経験はありませんか。
ということで今回は、ブロックチェーンについて全く知らない初心者向から、ブロックチェーンをもう少し深く知りたい人まで、レベル別におすすめの本を紹介していきます。
今回の記事で自分に合ったブロックチェーンの本が見つかると思いますよ。
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では早速、初心者向けのおすすめ本を見ていきましょう。
目次
初心者向けの入門書ならこれ!
まずは、初心者向けで特におすすめの5冊をご紹介します。
ブロックチェーン入門
森川夢佑斗著、ベストセラーズ出版
ブロックチェーンの基礎を一から解説してくれている分かりやすい入門書で、コンセプトや仕組みだけでなく、仮想通貨などの実用性について解説してあります。
ブロックチェーン技術が活用されている具体例も豊富で、分かりやすいものとなっています。
また、本書の後半では仮想通貨を作るための条件についても書かれており、ブロックチェーン技術を用いて仮想通貨を作れる可能性について示されています。
決して分厚くわけでもないので、初心者には読みやすいのではないでしょうか。
ビジネスブロックチェーンビットコイン、FinTechを生みだす技術革命
ウィリアム・ムーゲイヤー著 日経BP出版
この本では、インターネット以来といわれるブロックチェーン技術のインパクトが、世の中をどのように変えていくのかについてしっかり書かれています。仮想通貨だけでなく、さまざまな分野や業界におけるブロックチェーンの活用例が分かりやすく解説された本です。
初心者でもブロックチェーンの持つ将来性や可能性、そしてビジネスにもたらす大きな変革について理解を深めることができるでしょう。
ブロックチェーンがもたらす変化について知りたい人には特におすすめです。
仮想通貨革命
野口悠紀雄著 ダイヤモンド出版
ビットコインをはじめブロックチェーン技術が、社会にあたえる影響について分かりやすく書かれています。ビットコインと一緒に理解していくことで、ブロックチェーンとはどのようなもので、なぜ必要とされているのかについて学べる本となっています。
ブロックチェーンとビットコインは深く関わってるので、ビットコインの本質的な価値について理解しつつ、ブロックチェーンとは何かを学ぶことは大変重要です。
そういう意味で、この本はブロックチェーンの概要をつかみたい初心者には適した本といえるでしょう。
この一冊でまるごとわかるブロックチェーン&ビットコイン
日経BPムック 日経BP出版
ブロックチェーンとビットコインについての情報が分かりやすく解説されています。免許証がいらなくなり、スマートフォンで本人確認ができることなど、初心者でもブロックチェーンやビットコインの凄みが分かる内容となっています。
また、楽天の三木谷代表取締役などへのインタビューも掲載されており、著名人のブロックチェーンに対する価値観や考え方を知ることができるのも、この本の特徴です。
初心者にはわかりずらいキーワードでも図を交えて解説されており、入門書にはもってこいの1冊です。
超図解ブロックチェーン入門
桜井駿著 日本能率協会マネジメントセンター出版
その名の通り、図を使って解説してくれている1冊です。ブロックチェーンの基本から活用例まで書かれている入門書で、ページ半分が解説、もう半分がイラストという構成になっています。
具体例と図解で人々の仕事や暮らしにブロックチェーンがどのように関係してくるかを、特にビジネスマン向けに紹介してあります。
また、さらにブロックチェーンを学びたい人のために、ブロックチェーンの勉強会をいくつか紹介してくれているのも特徴です。
短時間で一気にブロックチェーンの基本をつかみたい人にピッタリの本でしょう。
ここまで、初心者におすすめの本を見てきました。これらの本でブロックチェーンの概要や活用方法について十分学ぶことができるはずです。
しかし、さらに詳しくブロックチェーンについて知りたい!という人もいるでしょう。
そんな人のために、続いてはもう少し深く学べるおすすめの本を紹介していきます。
もう少し深く知りたい人にはこれ!
ここでも特におすすめの5冊をご紹介します。
ビットコインの衝撃
ビットバンク株式会社&『ブロックチェーンの衝撃』編集委員会著 日経BP出版
ブロックチェーン技術の事業に携わっている人や経済学者、法律家などさまざまな専門家の意見をもとに作成された本で、いろいろな角度からブロックチェーンの考え方に触れることができます。
ビットコインやブロックチェーン技術の影響というのは、なにも金融だけでなく、多様な業界へ及びます。そういう意味でも、さまざまな角度からブロックチェーンを理解することができる本書は、ぜひ一読しておきたいです。
ブロックチェーンの大まかな概要だけでも知っておくと読みやすいでしょう。
ブロックチェーンレボリューション
ドン・タプレスコット、アレックス・タプレスコット著、ダイヤモンド社
現代社会が直面している課題と照らし合わせながら、ブロックチェーンによってそれがいかに解決され、社会にどのような影響を及ぼすのかについて書かれています。
不動産やシェアリングエコノミー、株式公開など活用される具体例も豊富で、ブロックチェーンによって訪れる新しい未来がイメージしやすくなるはずです。
また、ブロックチェーンの良い点ばかりではなく、欠点や普及への課題も詳しく書いてあり、ブロックチェーンをしっかり学べる本となっています。
ただ、比較的分厚い本となので、ブロックチェーンがどのような変化をもたらすかについて詳しく知りたい人向けの本と言えるでしょう。
アフタービットコイン:仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者
中島真志著 新潮出版
現代のビットコインの弱点や課題について指摘し、ブロックチェーン技術を社会に取り入れる上での考え方や将来性を解説しています。
ビットコインの仕組みからブロックチェーンの種類、さらには国際送金や証券決済などさまざまな話題について論じられており、この1冊でいろいろな情報に触れることができます。
ブロックチェーンがもたらす変化について具体的に書かれているので、ぼやっとした未来ではなく、明確な近未来像が描かれています。
特に金融業界について知りたい人やブロックチェーンの具体的な可能性について知りたい人にはおすすめの本です。
ブロックチェーンの仕組みと理論
赤羽善治、愛敬真生編著 リックテレコム出版
ブロックチェーン技術の理論について主にエンジニア向けに書かれた本です。ビットコインとの違いを説明した分かりやすい解説からブロックチェーンの技術的な解説まで、専門的な知識に関する解説も多くあります。
後半では、実践編と称して実際にプログラムを操作して学べるので、基本的な設計の考え方が身につきます。論理的な記述だけにとどまらないのもこの本の特徴です。
ブロックチェーンの技術的な基礎を扱うのには適していますが、ある程度の前提知識は持っているほうがスムーズに読めるでしょう。
ビットコインとブロックチェーン:暗号通貨を支える技術
アンドレアス著 エヌティティ出版
ブロックチェーンに基づいてビットコインがどのように動いているかという技術的な仕組みを詳しく説明しています。実際に手を動かしながら学んでいく技術本として、ビットコインに使われる技術面を一通り学ぶことが可能です。
図解などを使ってブロックチェーンとビットコインの両方を分かりやすく解説しており、プログラムのことが分からなくても理解できる本となっています。
厚みがあるので、読み切るのは大変かもしれないが、内容が薄い本を何冊も読むよりはこの1冊でしっかり学ぶほうが良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
仮想通貨が話題になり、仮想通貨関連本がたくさん出版されています。その中で自分に合った本を見つけることは、難しいかもしれませんが、まずは今回紹介した本から読んでみると良いでしょう。
仮想通貨やブロックチェーンについて理解を深めることで、今後の暮らしやビジネスについても考え方が変わってくると思います。
自分に最適な本を読んで知識をどんどん吸収していきましょう!